歴史

1983年、ヴォルフガング・フレードリッヒによって設立された。

ABCエクスクルーシブは、主にメルセデス・ベンツとBMWのチューンを行っていた。メルセデスのSE/SELはワイドにされ、ステーションカーに仕立てられ、あらゆるハイテクを駆使した豪華なインテリアがされた。SECにも特別な内装が与えられ、ワイドボディ化され、カブリオレにされた。同様のことはBMW 6シリーズにも行われた。BMWとメルセデス以外では、ジャガー、ポルシェ、フォルクスワーゲンを手掛けることもあった。

～経営難から倒産、今は亡き会社へ～

1980年代のチューニングメーカーの多くと同じように、ブームが徐々に落ち着き始めた1990年代初頭には経営難に陥り、設立10年目であった1993年に事業を停止した。

現在は会社としても残っていない。

～日本での人気～

日本にもABC Exclusiveの車(主にSEC)が輸入されていたが、80年代を代表する同国のチューニングメーカー、ケーニッヒと比べると知名度はそれほどない。日本にかなりの台数が輸入されていたわけではないが、日本へはそれなりに輸入された。現在は何台日本にあるかは不明だが、現時点で日本から3～4台は海外に行ってしまっているのを確認している。10年しか続いてない会社のため、資料がほとんどなく知ってる人も少ない。

車

500SEC(W126) Wide Body | 500SEC(W126) ワイドボディー

個人的見解

資料が全くないため、ここに書いてある情報がすべて正しいと断言できない。

日本では、1980年代～1990年代に本気の車好きが乗っていた車がこのABCエクスクルーシブという記事？か何かを以前見た記憶がある。知名度はケーニッヒと比べ圧倒的に少ないがそれなりに日本に輸入されていたことを考えると、日本では他の国と比べ割と人気があったのではないかと思う。この人気もバブルのおかげだったかもしれないが。

資料(画像も含む)