ケーニッヒ・スペシャルが1991年に発表したコンペティションの後継モデル。
日本に試作段階のボディキットを纏ったコンペティション エボリューションがあったが、アメリカのオンラインカーオークションでコンペティション エボリューション Ⅱとして出品され約7,600万円で落札された。
最初はコンペティションと同様にスーパーチャージャー+ツインターボで製作しようとしていたが、複雑な制御のコンピューターとスーパーチャージャー+ツインターボの排熱に冷却が間に合わない問題によって故障やエンジンが燃え、焼失する事故が多発したためツインターボのみとなった。
コンペティションと同様にブーストコントローラーがセンターコンソール
コンペティションではアルベルトが設計しローテックがエンジンを組み上げていたが、今回は設計から組み上げまでのすべてがローテックによって行われた。そのため、コンペティションまではエンジンカバーにAF(フランツ・アルベルトのロゴ)が入っていたが、コンペティション エボリューションではKoenig Turbo Competitionの刻印が入った。
600,700,800,1000
コンペティションと同様にブーストコントローラーがセンターコンソールに
エンジン
最大出力
最高速度
トランスミッション
駆動方式
0-100km/h
車重
生産期間
生産台数
デザイナー
ベース車両
先代
後継
Tipo F113B 4.9L(4,943cc) 180°V12 DOHC 48バルブ
ツインターボ
1,000PS/940Nm
370km/h
5速MT
MR
約3.4秒
不明
1990年~1992年
25台~30台
ヴィットリオ・シュトロゼック
ケーニッヒ コンペティション コンペティション エボリューションRS